Love Sweet December甘い甘い12月の恋
モテるあいつ
「ちょっと!!みぃ!!
拓斗と何もなかったの!?」
私に説教じみた事を話してるのは
他の誰でもない──冬美だった。
Wデートから2日…
月曜の朝からこんな話をしながら登校している。
「うん……結局拓斗に何も聞けなかった」
何もなかったのは嘘だけど…
キス以外…何もなかったよ?
本当に──
「マジ言ってるの?
拓斗の様子だと、脈ありっぽいんだけどなぁ」
「やっぱり怖くて聞けないし…
拓斗からも何も言ってこないし
無理なんかなぁ──」
「「はぁ~」」
2人同時にため息をつく…
「何で冬美までため息つくんだよ~」
「ん?何となく…
奥手のみぃと、鈍感の拓斗にちょっとがっかり」
「ひどぉい!
私だって頑張ってるんだから!」
「じゃあ何頑張ったか言ってみなさいよ!」
「何ってっ──」
ふと観覧車での出来事を思い出す。
かぁぁ──
見る見るうちに熱が上がっていくのが分かる。
やばいっ!!恥ずかしい…
今日……拓斗の顔、ちゃんと見られるかな?
拓斗と何もなかったの!?」
私に説教じみた事を話してるのは
他の誰でもない──冬美だった。
Wデートから2日…
月曜の朝からこんな話をしながら登校している。
「うん……結局拓斗に何も聞けなかった」
何もなかったのは嘘だけど…
キス以外…何もなかったよ?
本当に──
「マジ言ってるの?
拓斗の様子だと、脈ありっぽいんだけどなぁ」
「やっぱり怖くて聞けないし…
拓斗からも何も言ってこないし
無理なんかなぁ──」
「「はぁ~」」
2人同時にため息をつく…
「何で冬美までため息つくんだよ~」
「ん?何となく…
奥手のみぃと、鈍感の拓斗にちょっとがっかり」
「ひどぉい!
私だって頑張ってるんだから!」
「じゃあ何頑張ったか言ってみなさいよ!」
「何ってっ──」
ふと観覧車での出来事を思い出す。
かぁぁ──
見る見るうちに熱が上がっていくのが分かる。
やばいっ!!恥ずかしい…
今日……拓斗の顔、ちゃんと見られるかな?