Love Sweet December甘い甘い12月の恋
「そうと決まれば
みんな立候補しろよ!多分他にやりたい奴らなんてあんまりいないから大丈夫だろうけどな!!
進路決まってない奴らもいるし…」
「うん!!もちろん!
みぃも立候補しなよね!」
「うん──」
ギュ──
冬美に見えないように……
拓斗は私の手を、さりげなく握る。
拓斗?
恥ずかしいからやめてよぉ…
冬美に……見つかっちゃう──
嬉しい気持とは裏腹に…
切ない気持がこみ上げてくる…
ドキドキが……止まらない。
温かい手を後ろに隠し、数十メートル歩いた。
みんな立候補しろよ!多分他にやりたい奴らなんてあんまりいないから大丈夫だろうけどな!!
進路決まってない奴らもいるし…」
「うん!!もちろん!
みぃも立候補しなよね!」
「うん──」
ギュ──
冬美に見えないように……
拓斗は私の手を、さりげなく握る。
拓斗?
恥ずかしいからやめてよぉ…
冬美に……見つかっちゃう──
嬉しい気持とは裏腹に…
切ない気持がこみ上げてくる…
ドキドキが……止まらない。
温かい手を後ろに隠し、数十メートル歩いた。