Love Sweet December甘い甘い12月の恋
「みぃ先輩!大丈夫ですか?
そんなに痛かった?」


えっ!?この男の子…


私の名前──知ってるの?


しかも先輩ってことは…
やっぱり拓斗じゃないよね?


よく見ると、拓斗より
少し背が高い…


顔もどことなく、幼い──


……拓斗じゃ、ないんだ。


「大丈夫…いきなりぶつかってごめんなさい」


軽く会釈をして、立ち去ろうとした。


その時──
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