Love Sweet December甘い甘い12月の恋
「やべぇ~
声聞いてるだけで、先輩に会いたくなる~」
「恥ずかしいから
あんまりそういうこと言わないでよぉ~」
今日も学校から帰ると
裕也君は連絡をくれた。
「いいじゃん!!
俺……長い間、見てるだけの片思いだったんだぜ?
好きっていっぱい言いたいしっ!!」
もう──
強引なんだから…
やっぱり私──この声好きだぁ…
聞いてるだけで、トロ~ンてなっちゃうよ…
「裕也君は何してるの~?」
「俺はテレビ見てるよ!
先輩は?」
「私はさっきまで
漫画読んでた!」
「やべぇ…
早く明日にならねぇかなぁ~」
「いきなり何言うの!?」
「だって、早く先輩の顔
見たいんだもん!」
「……何なら今、会っちゃう?」
──嘘……私──何言っちゃってるのよ!?
自分から誘うなんて…
拓斗には…
口が裂けても自分からは誘えなかったのに…
声聞いてるだけで、先輩に会いたくなる~」
「恥ずかしいから
あんまりそういうこと言わないでよぉ~」
今日も学校から帰ると
裕也君は連絡をくれた。
「いいじゃん!!
俺……長い間、見てるだけの片思いだったんだぜ?
好きっていっぱい言いたいしっ!!」
もう──
強引なんだから…
やっぱり私──この声好きだぁ…
聞いてるだけで、トロ~ンてなっちゃうよ…
「裕也君は何してるの~?」
「俺はテレビ見てるよ!
先輩は?」
「私はさっきまで
漫画読んでた!」
「やべぇ…
早く明日にならねぇかなぁ~」
「いきなり何言うの!?」
「だって、早く先輩の顔
見たいんだもん!」
「……何なら今、会っちゃう?」
──嘘……私──何言っちゃってるのよ!?
自分から誘うなんて…
拓斗には…
口が裂けても自分からは誘えなかったのに…