しづき





着替えも済ませ、汐月の待つベッドに向かう。



「おまたせ汐月」



ちょこんと座るその姿はとても可愛かった。



やっぱりぼくの天使。



今すぐにでも押し倒したいけど、我慢我慢。



「それじゃあ、話聞かせて?」



言いながら隣に座る。


「聞きたいのは私なんですけどね」


なんてつぶやいてから、汐月は目を伏せて昨晩の出来事を話してくれた。



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