しづき
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「さて、なにしよっか」
お風呂からあがって髪を乾かして
私たちはベッドに寝転ぶ。
血まみれだったシーツはいつの間にか交換されていた。
今後どうされるかは考えないことにする。
「なにをしましょう…」
「この生活も今日で終わりだしね」
ふっと切なげに微笑む白の横顔を見て、伝染するように胸が締めつけられた。
「終わりまでなんか話そーか」
「そうですね」
私たちはお互い向かい合わせになる。
すぐに手が伸びてきて、髪を撫でられた。
この意味のない愛撫が
今となってはすごく好き。
「ふふ、気分がいーから、ぼくのことをちょっと話そーかな」
にこやかに言う白にドキッとした。
まさか…私に隠していることを言うんじゃ…
聞きたい気持ちはあるけど、いざ白の口から言葉にされてしまえばきっとどう反応したらいいか分からない。
鼓動が速くなるのを感じながら次の言葉を待った。