あたしのだから!
彼氏
「なな、好きだよ」
大好きな声で囁くのは、彼氏のたっちゃん。
中学生の時から付き合っているのだが、最近はマンネリだ。
抱き合っていても、前ほどトキメキを感じない。
これはまずい。
そう思い、男友だちの孝文(たかふみ)に相談すると、
「え~!
菜々美(ななみ)、彼氏いるの!?」
驚かれた。
え、そこ!?
そこから…?
「中学生の時から付き合ってるよ」
「マジかぁ…。
俺、菜々美、好きだけどな~…」
あからさまに落ち込んでいるが、
「はいはい、ありがと」
軽くあしらう。
「同じ高校?」
「違うよ」
「菜々美、寂しくない…?」
「寂しいよ?
でもそれは言わない約束なの」
「ふーん」
孝文は納得がいってないと言う顔をしている。
大好きな声で囁くのは、彼氏のたっちゃん。
中学生の時から付き合っているのだが、最近はマンネリだ。
抱き合っていても、前ほどトキメキを感じない。
これはまずい。
そう思い、男友だちの孝文(たかふみ)に相談すると、
「え~!
菜々美(ななみ)、彼氏いるの!?」
驚かれた。
え、そこ!?
そこから…?
「中学生の時から付き合ってるよ」
「マジかぁ…。
俺、菜々美、好きだけどな~…」
あからさまに落ち込んでいるが、
「はいはい、ありがと」
軽くあしらう。
「同じ高校?」
「違うよ」
「菜々美、寂しくない…?」
「寂しいよ?
でもそれは言わない約束なの」
「ふーん」
孝文は納得がいってないと言う顔をしている。