俺様ヤンキーは溺愛王子
まさかの予定
私の席は廊下側。登校してくる子や先生がよく見える。私はいつものようにボーッと廊下を見ていると少し向こうから見覚えのある人かげが近づいてきた。
廊下がザワザワと少し騒がしくなる。
(まさか。)
そのまさかだった。
「龍基さん!?」
「何をそんなに驚いてる。昨日も会っただろ。」
龍基は表情ひとつ動かさず、私に言う。
「そうですけど。学校の中で会ったことないので…。」
幸い、ふーくんはどこかに行って、いない。
(ふ〜。焦った。ふーくんがいたら何を言われるか。)
ふーくんは龍基のことをよく思ってない。自分で言うのもあれだけど私を守ろうとしてケンカになる可能性もある。
私を守ってくれるのはありがたいんだけどちょっと、、ね。
「今週の土曜日空いてるか?」
龍基が座っている私を見下ろす。相変わらずの無表情。
昨日の笑顔が嘘みたい。
「空いてますよ。どうしたんですか?」
(いつも勝手に予定立ててくるのにめずらしい。)
「姉貴たちが紹介してほしいってうるさいからお前を紹介する。」
私は戸惑いを隠せなかった。
廊下がザワザワと少し騒がしくなる。
(まさか。)
そのまさかだった。
「龍基さん!?」
「何をそんなに驚いてる。昨日も会っただろ。」
龍基は表情ひとつ動かさず、私に言う。
「そうですけど。学校の中で会ったことないので…。」
幸い、ふーくんはどこかに行って、いない。
(ふ〜。焦った。ふーくんがいたら何を言われるか。)
ふーくんは龍基のことをよく思ってない。自分で言うのもあれだけど私を守ろうとしてケンカになる可能性もある。
私を守ってくれるのはありがたいんだけどちょっと、、ね。
「今週の土曜日空いてるか?」
龍基が座っている私を見下ろす。相変わらずの無表情。
昨日の笑顔が嘘みたい。
「空いてますよ。どうしたんですか?」
(いつも勝手に予定立ててくるのにめずらしい。)
「姉貴たちが紹介してほしいってうるさいからお前を紹介する。」
私は戸惑いを隠せなかった。