俺様ヤンキーは溺愛王子
第4章

理想の兄弟

数日後…
「これでいいかな?」
鏡の前でクルッと回る。一応無礼のないようにおしゃれしたつもりだけど、、。

今日は土曜日。朝早くから用意をして龍基くんが来るのを待っている。
最後に靴をはいて外に出ようとした時、ちょうどチャイムがなった。
ガチャ
「おはようございます。」
「あぁ。」
龍基くんはいつも通りの格好だ。

「今日はよろしくお願いします。」
「車で来たから乗れ。」
「いいんですか?ありがとうございます。」
私たちが外に出るとスーツを着た人がドアを開けてくれた。私は龍基くんの隣に座る。

(すごい、、!)
車はそんなに大きい方じゃないけど綺麗で新しく、ふかふかだ。そんなところがお金持ちって感じがする。
「それでは出発します。」
スーツの人が言ったと同時に車がゆっくり動き出す。

すると、龍基くんが耳打ちで私に教えてくれた。
「あの人は俺の執事だ。」
「そうなんですか。」
運転してくれているのは龍基くんの執事さんらしい。

今度は私が龍基くんに話しかける
「龍基くん。私、今日、こんな格好でいいですかね?」
「逆になんでダメなんだ?十分だと思うが。」
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