俺様ヤンキーは溺愛王子
甘くて危険な王子様(結菜side)
「龍基くん!」
私は龍基くんの声がかすかに聞こえた部屋のドアを思いっきり開けた。
案の定、龍基くんはそこにいた。電気がついてなくて暗いけど龍基くんの顔が赤いのはわかる。
龍基くんの前に歩いて行って、目を見る。龍基くんは私から目を逸らした。
「どうしたんだ。」
ぶっきらぼうに聞いてくる龍基くん。
その言葉が照れ隠しだと言うことぐらい私でももう、わかる。
「私、龍基くんの気持ち全然知りませんでした。でも、しっかり受け取りました。」
龍基くんがくれた手紙にはメッセージが隠されていて一番初めの文字から縦に読むと…『結菜好きだ』になる。
私が必死に龍基くんに伝えているとゆっくりではあるものの、こっちを向いてくれた。
「お前の返事...は?」
小さな声だけど、二人きりの部屋だから十分、聞こえる。
私は少し間を置き、決心して話した。
「私は今まで自分の気持ちがわかりませんでした。でも、気づいたんです。私は龍基くんの近くにいたい。龍基くんのことをいっぱい知ったからこの気持ちがなんだかはっきりわかったんです。…私も龍基くんのことが好きです。」
私は龍基くんの声がかすかに聞こえた部屋のドアを思いっきり開けた。
案の定、龍基くんはそこにいた。電気がついてなくて暗いけど龍基くんの顔が赤いのはわかる。
龍基くんの前に歩いて行って、目を見る。龍基くんは私から目を逸らした。
「どうしたんだ。」
ぶっきらぼうに聞いてくる龍基くん。
その言葉が照れ隠しだと言うことぐらい私でももう、わかる。
「私、龍基くんの気持ち全然知りませんでした。でも、しっかり受け取りました。」
龍基くんがくれた手紙にはメッセージが隠されていて一番初めの文字から縦に読むと…『結菜好きだ』になる。
私が必死に龍基くんに伝えているとゆっくりではあるものの、こっちを向いてくれた。
「お前の返事...は?」
小さな声だけど、二人きりの部屋だから十分、聞こえる。
私は少し間を置き、決心して話した。
「私は今まで自分の気持ちがわかりませんでした。でも、気づいたんです。私は龍基くんの近くにいたい。龍基くんのことをいっぱい知ったからこの気持ちがなんだかはっきりわかったんです。…私も龍基くんのことが好きです。」