俺様ヤンキーは溺愛王子
「そろそろいくか。」
龍基くんが立ち上がりそれにつられて私も立ち上がる。
「ほら。」
「うん?」
龍基くんが手を差し出してくるから私は恐る恐るぎゅっと握った。
(男の子の手だ、。)
当たり前のことだろうけどその手が頼りに見えて仕方なかった。
「姉貴、ごめんな。」
「すみません。」
琴羽さんたちのところへ戻り、待たせてしまったことを2人で謝って頭を下げる。
手は...繋いだまま。
琴羽さんは少しハッとしてからニコニコ笑って
「そんなこと気にしないで!2人とも仲良さそうでよかった。」
と言った。
多分、いや絶対手を繋いでいるからだ。私はなんだか恥ずかしくなってきて離そうとするけど龍基くんが強く握って離してくれない。
うぬぼれかもしれないけどその手はまるで離れるなと言っているようだった。
龍基くんが立ち上がりそれにつられて私も立ち上がる。
「ほら。」
「うん?」
龍基くんが手を差し出してくるから私は恐る恐るぎゅっと握った。
(男の子の手だ、。)
当たり前のことだろうけどその手が頼りに見えて仕方なかった。
「姉貴、ごめんな。」
「すみません。」
琴羽さんたちのところへ戻り、待たせてしまったことを2人で謝って頭を下げる。
手は...繋いだまま。
琴羽さんは少しハッとしてからニコニコ笑って
「そんなこと気にしないで!2人とも仲良さそうでよかった。」
と言った。
多分、いや絶対手を繋いでいるからだ。私はなんだか恥ずかしくなってきて離そうとするけど龍基くんが強く握って離してくれない。
うぬぼれかもしれないけどその手はまるで離れるなと言っているようだった。