俺様ヤンキーは溺愛王子

世界一の幸せ者(龍基side)

(可愛すぎるだろ…。)
俺は目の前の結菜を見て愛おしさが上限を超えた。
誤解が解けてもう一度結菜のことを抱きしめる。

「もう、離れていくな。」
安心したのと避けられている時を思い出したのと2度とあんなことにはなりたくない
と思う気持ちが混ざって少し声がかすれてしまった。

流石の俺でもあれは結構きつかった。
でも変な誤解が解けて、結菜のことを思う存分抱きしめることができる俺はがらにもなく世界一の幸せものだと思った。

「私も、嫌われたかと思いました…、。私なんかを好きになってくれたのは夢だったのかな?って、、。」
(そんなわけないだろ。)

俺は冗談抜きで本当に結菜さえいればそれでいい。
そんな俺が結菜のことを嫌いになるわけがない。

俺が優しくしたいと思うのは結菜だけだし、生涯で好きになるのも結菜だけだと宣言できる。

「私は龍基くんの隣にいたいです…、、。」
一生懸命俺に伝えようという気持ちが伝わってきて思わず抱きしめていた腕の力を弱める。
(今のはマジで反則級の可愛さだろ…。)

こいつのことだから常に無意識だと思うけど、特に付き合ってからは毎日結菜の
可愛さにどんどん虜になってる。

結菜は腕も足も本当に細くてちょっとでも力を入れたら折れてしまいそうなくらいだ。
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