キラキラ【完】



莉子が着替えやメイクを落としに行っている間に、幼馴染くんが俺のところにやってきた。




『中途半端に関わったり、弄ぶな』と威嚇され、心底腹が立った。





一度たりとも、そんな普通に関わったことはない。




幼馴染くんをみる目がつい、キツくなる。




『莉子を傷つけたら許さない』その言葉に、幼馴染くんは本当に莉子のことが好きなんだと思った。




ずっと莉子の隣にいることができる、幼なじみくんに焦りが募る一方だった。




そのあと健一に教えてもらった、この気持ちの正体。




恋っていうのは、こんなに色んな感情になるなんて、想像もしていなかった。





四六時中莉子のことを考えては、ご飯に行ける日のために仕事に打ち込んだ。



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