学園の王子の許嫁になる為に皆必死らしい
「はい!知ってますよ!私が貴方なんかに惚れる訳がないでしょ!」

もー!自分勝手な男の子。顔がいいのは認めるけど俺様すぎて、思わずムカついてそんな事を言ってしまった。

流石に言いすぎてしまったかな、と思って“ごめんなさい。”と言おうと思っていたけどそんなの不要だったらしい。

「へぇ、俺が寝ている間に見惚れていたお前が?」
悪戯に笑みを浮かべているよ…

「えっ?なぜそれをって、起きていたの?!」

「ん?内緒w」

「…は……です…///」

「ん?聞こえないよ?何かな?w」

「だから!反則ですよ、私だって一応女の子なんです!貴方の様なイケメン…、顔が少しいい男の子の笑顔に顔を赤らめてしまいますよ…///」

「ちょ、お前…///何言ってんの?お前のその顔も十分反則///」
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