学園の王子の許嫁になる為に皆必死らしい
「あっ、わるい、親父から電話きた。少し向こう行って電話してくるわ」

「あっ、うん、全然気にしないで」
ふぅ、、、
気まずい雰囲気になりつつあった今の状況を遮るかの様になった、涼風君のスマホの呼び出し音。本当に感謝でしかない。

「ただいま、俺たちやべぇぞ…w」

「えっ何が?」

苦笑しながら怯えている涼風君に話を聞くと、どうやら忘れつつあった入学式…。
参加しなかったのは私達2人だけの様だ。

しかも、無断欠席そして、涼風君の場合は新入生代表として代表の挨拶をしなければならなかったらしい。

どうやら、学園長でもある涼風君のお父様が相当お怒りの様だ。
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