学園の王子の許嫁になる為に皆必死らしい
「どうしよう!みーちゃん、私達迷子になっちゃったね…w」
「えとえと、そこ多分右だよ!いや、左かも?まぁとりあえず進もう!!」
もしかしたら、察した方が居るかも?
そう、私達はこの広い学園内で迷子になってしまったのだ。
他の子達が移動するときに出たら困るだろうと早めに寮を出たのが間違いだった…。
そして、みーちゃんの感に任せてしまった私も浅はかだった…。
どうしよう、入学式が始まる時間まで残り5分もない…
「「終わったね!」」
そう、2人して顔を見合わせながら口を揃えて満面の笑みとは行かないが笑いながら言った。