命の玉
「ちょっと!待ちなさい!今日は遊びに行かずに、お母さんとテストの復習よ!」
とお母さんが行ったときには、もう走っていってた。
(もう。りさったら、走っちゃだめじゃない。)
いいなぁ。お母さんと勉強できるのはいつもりさ。私には忙しいからって教えてくれない。
私は部屋に戻って、宿題と次の単元の予習を始めた。


晩御飯も、お風呂も、デサートのフルーツも食べて、歯磨きも終わった。
「おやすみなさい。」
私達は布団に入った。
「りさ、絵本読んであげよっか?」
「いらない。」
「人形遊びしない?」
「しない。」
「宿題、終わったの?最近朝宿題してるでしょ。だめだよー。」
「うるさいわね!あんたには関係ないでしょ!もう寝るからだまりなさいよ!!」
ガーン。。。。
りさと遊びたかった。。。。
私は布団に入った。ウトウトし始めたくらいに、りさの寝る二段ベットの上から
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