無表情男子の私しかしらない秘密の顔。
次の日。
いつも通り、一緒に高校に向かう。
「……莉愛」
「ん?」
どうしたんだろう。
「弁当、ありがと」
「っ……!!う、うん……!」
にこっと不意打ちに微笑んだ真央くん。
ドキドキドキと胸は高鳴るばかりだ。
今日真央くんのお弁当、結構うまく作れたと思うから喜んでくれるといいなぁ。
そんな思いを込めながら、学園に向かう。
今日も、楽しく過ごせますように!
*
そんなことを願った朝。
いまは放課後。
真央くんとはいつも通り、少し話すことができたけれど……。
「先輩……!好きです!付き合ってください!」
「……へ?」
とくに認識もない、後輩から告白をされてしまったのだ。
……これは、もしかしたら罰ゲームなのかもしれない……!
そう思った私は、
「ごめんなさい……私みたいな人が、君には見合わないと思うので……」
そう言って、走って行った。
……けれど、その先には。
「……真央、くん……?」
いつも通り、一緒に高校に向かう。
「……莉愛」
「ん?」
どうしたんだろう。
「弁当、ありがと」
「っ……!!う、うん……!」
にこっと不意打ちに微笑んだ真央くん。
ドキドキドキと胸は高鳴るばかりだ。
今日真央くんのお弁当、結構うまく作れたと思うから喜んでくれるといいなぁ。
そんな思いを込めながら、学園に向かう。
今日も、楽しく過ごせますように!
*
そんなことを願った朝。
いまは放課後。
真央くんとはいつも通り、少し話すことができたけれど……。
「先輩……!好きです!付き合ってください!」
「……へ?」
とくに認識もない、後輩から告白をされてしまったのだ。
……これは、もしかしたら罰ゲームなのかもしれない……!
そう思った私は、
「ごめんなさい……私みたいな人が、君には見合わないと思うので……」
そう言って、走って行った。
……けれど、その先には。
「……真央、くん……?」