無表情男子の私しかしらない秘密の顔。
「今日一緒に寝よう?ご飯も一緒に作ろう?」

「ふふ、いいよ」


一緒に寝るのは久しぶりだなぁ。


「じゃあ莉愛、キスしていい?」

「へっ?き、キス!?」


ま、まさかキスしていいだなんて聞かれるとは思ってなかった……!!


ドクンドクンとすごい音を立て始める心臓。


「……だめ?」

「っ……!!いいよ、わかったいいよ……!!」

「えへへ、ありがとう」


ぎゅっと抱きしめる力が増しながら、キスをされた。


長いけれど、幸せでたまらない。

甘い、甘いキスだ。


「愛してる、もう離してあげない」


いつまたツンデレ期がくるかはわからないけれど、少なくともこの愛は永遠のものでしょう。


*end*
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