本当は
私は男運が悪いというか、何と言うか、ろくな男に会って来なかった。
恋愛遍歴などと、偉そうなことを言っても、29歳で結婚するまで深く付き合った男性は、3人ほどしかいない。
しかも、全員と身体の相性悪し。
気持ちいいふりしかできないくらい、その行為に陶然としたことはない。
不感症なのかもしれない。と思っていた。
初めの男は、ガツガツして、それが嫌で3回目の行為のあと、別れを告げた。
次からは、同じような感じで、、、最後は、もうどいつもこいつも一緒だと思うようになって、恋愛はやめた。
央さんは、、、
きっと経験豊富なのだろう。
こんな不感症かもしれないと思った私を、陶然とさせてくれた。
驚いた。
こんなに自分の感情が昂って、それをどこまでも追いかけて行くと、弾き飛ばされるような歓喜が立ち上るとは、、、
女性の身体に、手慣れているような央さん。
私で満足しているのだろうか。
日頃から、寡黙な彼の様子からは窺い知れなかった。
そんな中での妊娠。
お互いに避妊をやめて自然に任せようと言った矢先のことだった。
妊娠がわかった時、私も私の周りの人たちも大喜びだった。
央さんは、、、
わかりづらいながらも、喜んでくれていた。
なのに、哀しきは宮勤め、、、彼の転勤。
私は仕事を辞めて、一緒に行ってもよかったのに。
『好きな仕事だろう?それに初めての妊娠だから、家の人の側で安心して暮らすのが一番だろう。』
央さん、私は央さんと夫婦で家族じゃないの?
あなたの側にいたいのだけど、、、
と口にする勇気がなかった。
恋愛遍歴などと、偉そうなことを言っても、29歳で結婚するまで深く付き合った男性は、3人ほどしかいない。
しかも、全員と身体の相性悪し。
気持ちいいふりしかできないくらい、その行為に陶然としたことはない。
不感症なのかもしれない。と思っていた。
初めの男は、ガツガツして、それが嫌で3回目の行為のあと、別れを告げた。
次からは、同じような感じで、、、最後は、もうどいつもこいつも一緒だと思うようになって、恋愛はやめた。
央さんは、、、
きっと経験豊富なのだろう。
こんな不感症かもしれないと思った私を、陶然とさせてくれた。
驚いた。
こんなに自分の感情が昂って、それをどこまでも追いかけて行くと、弾き飛ばされるような歓喜が立ち上るとは、、、
女性の身体に、手慣れているような央さん。
私で満足しているのだろうか。
日頃から、寡黙な彼の様子からは窺い知れなかった。
そんな中での妊娠。
お互いに避妊をやめて自然に任せようと言った矢先のことだった。
妊娠がわかった時、私も私の周りの人たちも大喜びだった。
央さんは、、、
わかりづらいながらも、喜んでくれていた。
なのに、哀しきは宮勤め、、、彼の転勤。
私は仕事を辞めて、一緒に行ってもよかったのに。
『好きな仕事だろう?それに初めての妊娠だから、家の人の側で安心して暮らすのが一番だろう。』
央さん、私は央さんと夫婦で家族じゃないの?
あなたの側にいたいのだけど、、、
と口にする勇気がなかった。