心はあなたを探してた
「里帆、身体動かすの苦手?」
「あまり…部活もやらなかったから、久しぶりなんです。でも楽しいですよ。」
私がそう言うと心配そうだった顔が、少しホッとしたようなものに変わった。
「俺が好きな事を知って欲しくて、連れてきたはいいけど、こんなデートじゃ付き合えないって言われたら、困るなと思ってた。」
「今までの…彼女は連れて来てなかったんですか?」
「素の俺じゃなく、イメージで寄って来た相手だったから、仕事帰りにホテルでディナーやバーに行き、そのまま部屋ですることして…
仕事が忙しくなると『私と仕事、どっちが大事なの?』って聞かれて、『当然仕事だ』と答えて別れるパターンだし、わざわざ休みの日に会う気もないからデートしたことない。でも里帆は俺を知りたいって言って来れたからうれしいんだ。」
やはり恭輔さんはちゃんと自分が好きな人とお付き合いした事ないようだ。
一部、気になる点はあったけど。
やる事はやってたんですねー。
「あまり…部活もやらなかったから、久しぶりなんです。でも楽しいですよ。」
私がそう言うと心配そうだった顔が、少しホッとしたようなものに変わった。
「俺が好きな事を知って欲しくて、連れてきたはいいけど、こんなデートじゃ付き合えないって言われたら、困るなと思ってた。」
「今までの…彼女は連れて来てなかったんですか?」
「素の俺じゃなく、イメージで寄って来た相手だったから、仕事帰りにホテルでディナーやバーに行き、そのまま部屋ですることして…
仕事が忙しくなると『私と仕事、どっちが大事なの?』って聞かれて、『当然仕事だ』と答えて別れるパターンだし、わざわざ休みの日に会う気もないからデートしたことない。でも里帆は俺を知りたいって言って来れたからうれしいんだ。」
やはり恭輔さんはちゃんと自分が好きな人とお付き合いした事ないようだ。
一部、気になる点はあったけど。
やる事はやってたんですねー。