束縛彼氏からの甘い溺愛
「ん……?」

目を覚ますと、私はベッドの上で寝ていた。

見覚えがあるような……?

「起きた?」

そう言って部屋に入ってくるのは蓮。

そういえば、蓮にキスされて……。

思い出して顔が熱くなる。

「もう!なんであんなことしたの!」

思わず怒ってしまう。

「しょうがないだろ、……可愛かったんだから」

そう言われてまた顔が熱くなる。

見せたくなくて、下を向いていると。

「見せろよ」

そのまま顔を上げられる。

するとちょうど蓮と目が合った。

そのままお互いの顔が近づく。

キスをすると。

「あーあ、もう離せないなぁ」

そんな声が聞こえる。

そして、また押し倒される。

何度かキスをされた後。

「もうそろそろやばいから終わろっか」

そう言って蓮は離れようとする。

「……やめないで」

そう口が動く。

今度は蓮が顔を真っ赤にすると。

私の上に乗っかってきて言う。

「もう手加減しないからな」

それからずっと甘く愛された。
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