揺れる夾竹桃
まるで罪の大海に沈むように、私たちは滝のようにキスをした。何度も求め、甘え、心は燃えるように熱く濡れていた。2人が溶け合って混じり合う感覚がたまらない。真城は慣れた手つきでベンチに横たわる私の服の下から触れ、ガラス細工を扱うように愛でた。
「あっ…あんまり見ないで…みっともないから…」
どうしても恥ずかしさが拭えず、私は思わず自分の腕で顔を覆った。
「大丈夫。綺麗だよ美咲希。」
真城は優しく囁き、何度も口づけしながらしなやかな指で快楽を注ぎ込んだ。心を満たす真城の言葉に涙ぐんでしまう。ふいに名前を呼んでくるのも顔を見ようとするのもずるいと思いながら、私はさらに真城を求めた。だんだんと考える余裕もなくなり、服の隙間からその指と舌で愛撫しながら、真城は私のジャージを片足だけ脱がせて下着をずらした。こんな自分を見せるのはあまりに久しく、欲と恥ずかしさがぐるぐるとかけ巡る。真城は相変わらず悪戯な瞳で微笑みながら、私の子宮に舌を這わせた。快楽に脳が痺れる。思わず漏れた声に焦り、手で塞ごうとしたが真城の腕がそれを許さなかった。目を向けるとさっきよりも意地悪な瞳で感じている私を犯していた。だがその表情は優しく、まるで子猫がミルクを飲むように愛でる姿に母性が溢れだした。抑えられたのと逆の手で真城の頭を撫でると、嬉しそうに照れた顔をした。私の身体は正直で、あざとく妖艶な真城の舌使いに呼応するように濡れていく。
「感じてる美咲希かわいい…もう我慢できない…。」
その瞳に真っ直ぐ見つめられ、いよいよ私も限界だった。もう二度と言われることはないと思っていた言葉に満たされていく。きっとこの子には私が求める言葉を埋める能力があるのだろう。欲しい時に、来る。今この時だけ全てを忘れさせてくれた。
「私も…来て…そのまま来て…七瀬…。」
息も絶え絶えに私は必死に伝えた。止むことのない口づけの中、ゆっくりと真城が私の中に入ってくる。ただのメスになった私の情欲は止
まることを知らず、思わず真城を強く抱きしめその背中に爪を立てた。しばらくそのまま動かず2人は抱きしめ合い、お互いを強く感じた。やがて溶け合い、1つになった感覚が2人を満たした時、真城が私を見つめた。真城が少しずつ動きながら何度も何度も舌を絡ませる。美しいプラチナの髪から時折落ちる汗が心地良い。私の身体は火照り、とっくに余裕などなかったが、普段は端正な真城の顔も快楽に溺れていることに気づき、私の色情が更にドクドクと湧き続けるのを感じた。快感と背徳感に沈められ、自分が自分でないような感覚で絶頂を迎えると同時に、真城の全てを飲み込んだ。
「あっ…あんまり見ないで…みっともないから…」
どうしても恥ずかしさが拭えず、私は思わず自分の腕で顔を覆った。
「大丈夫。綺麗だよ美咲希。」
真城は優しく囁き、何度も口づけしながらしなやかな指で快楽を注ぎ込んだ。心を満たす真城の言葉に涙ぐんでしまう。ふいに名前を呼んでくるのも顔を見ようとするのもずるいと思いながら、私はさらに真城を求めた。だんだんと考える余裕もなくなり、服の隙間からその指と舌で愛撫しながら、真城は私のジャージを片足だけ脱がせて下着をずらした。こんな自分を見せるのはあまりに久しく、欲と恥ずかしさがぐるぐるとかけ巡る。真城は相変わらず悪戯な瞳で微笑みながら、私の子宮に舌を這わせた。快楽に脳が痺れる。思わず漏れた声に焦り、手で塞ごうとしたが真城の腕がそれを許さなかった。目を向けるとさっきよりも意地悪な瞳で感じている私を犯していた。だがその表情は優しく、まるで子猫がミルクを飲むように愛でる姿に母性が溢れだした。抑えられたのと逆の手で真城の頭を撫でると、嬉しそうに照れた顔をした。私の身体は正直で、あざとく妖艶な真城の舌使いに呼応するように濡れていく。
「感じてる美咲希かわいい…もう我慢できない…。」
その瞳に真っ直ぐ見つめられ、いよいよ私も限界だった。もう二度と言われることはないと思っていた言葉に満たされていく。きっとこの子には私が求める言葉を埋める能力があるのだろう。欲しい時に、来る。今この時だけ全てを忘れさせてくれた。
「私も…来て…そのまま来て…七瀬…。」
息も絶え絶えに私は必死に伝えた。止むことのない口づけの中、ゆっくりと真城が私の中に入ってくる。ただのメスになった私の情欲は止
まることを知らず、思わず真城を強く抱きしめその背中に爪を立てた。しばらくそのまま動かず2人は抱きしめ合い、お互いを強く感じた。やがて溶け合い、1つになった感覚が2人を満たした時、真城が私を見つめた。真城が少しずつ動きながら何度も何度も舌を絡ませる。美しいプラチナの髪から時折落ちる汗が心地良い。私の身体は火照り、とっくに余裕などなかったが、普段は端正な真城の顔も快楽に溺れていることに気づき、私の色情が更にドクドクと湧き続けるのを感じた。快感と背徳感に沈められ、自分が自分でないような感覚で絶頂を迎えると同時に、真城の全てを飲み込んだ。