魔法使いの巫女少女Ⅱ
「護衛って必要なのか?」
「名目上だけでも必要だったみたい。」
特に気にしてない風を装って未来は言った。
(実際に気にするようなこともなかった…)
家族と思っていた人たちに裏切られたとか、だまされたとか。
そんなことは特に思わなかったけれど、姫として護衛がついていると思えばなんてことはなかった。
「それよりも、これどうするの?」
明らかな話題転換にみんな苦笑していたけれど、気にしない。
「まぁ、今後の仕事時に使えってことだろうから。使い方覚えておいて。」
『了解。』
それだけ言って解散しようとした時―
「……あっ、未来、慎。」
「どうかしたの?」
「なんだ?」
「2人に依頼は言ったわよ。来週の土曜日に護衛してほしいって。」
「わかった。」
「詳しい情報は追って連絡して。」
「名目上だけでも必要だったみたい。」
特に気にしてない風を装って未来は言った。
(実際に気にするようなこともなかった…)
家族と思っていた人たちに裏切られたとか、だまされたとか。
そんなことは特に思わなかったけれど、姫として護衛がついていると思えばなんてことはなかった。
「それよりも、これどうするの?」
明らかな話題転換にみんな苦笑していたけれど、気にしない。
「まぁ、今後の仕事時に使えってことだろうから。使い方覚えておいて。」
『了解。』
それだけ言って解散しようとした時―
「……あっ、未来、慎。」
「どうかしたの?」
「なんだ?」
「2人に依頼は言ったわよ。来週の土曜日に護衛してほしいって。」
「わかった。」
「詳しい情報は追って連絡して。」