秘密の恋は何色?
最悪
あの最悪の出会いから1週間がたった。
「テスト、終わったー!!!」
「自信ある?」
「俺、結構できたぞ。」
「私今回やばいかも…。」
クラス内で様々な声が聞こえる中、
(今回いつもより問題が簡単だった。)
華菜は内心喜んでいた。
「静かにしろ―。明日から夏休みだが、連絡が来たやつは補習あるから来いよー。あとお前らは受験生だが、鬼山に行くからって羽目を外すなよー。外部を受ける奴はこの期間に見学に行くように!以上!!」
それだけを言うと先生は解散するように言った。
ほとんどが夏休みに遊ぶ予定を立てている。
そんな中、華菜は帰り支度をして保健室に向かった。
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