ゆきくんのみことのり。
ゆきくんは、言った

薔薇が咲き乱れるあの丘へ
うさぎや鳥たち
妖精のお茶会に行ってごらん

きみの唇を美しい言葉で満たしてごらん

きみの身体に優しさの
エプロンドレスをまとってごらん

君の腕に手作りの腕輪をつけてごらん

そうして君の中を、
白い光で満たしてごらん
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