ずるい恋心
「だから、彼女を一度も抱いていない。このまま全くしなければ、それを理由に離婚もできるだろう。君はどうしたい?」

「私は雅之といたい。」

素直な言葉が出ていた。

「これから時間もかかるし、辛いこともあると思う。だけど君と一緒に頑張りたい。」

雅之の手を握り、頷いていた。

数日後から私たちの他人から見たら、不道徳な関係の生活が始まった。
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