魔女のガールズトーク・わがままな純愛(おまけの小話)
後朝(きぬぎぬ)の朝
<翌朝5時>
レースのカーテン越しに、
早朝の薄明かりが漏れている。
レリアは、むくっと、ベッドから起き上がった。
横では、サリナスがまだ眠っている。
レリアは裸の体に、ショールを
巻き付けて、窓の側に歩いて行った。
窓の外で、何を見つけたようだ。
レリアは振り向いて
「サリィ、サリィ、起きてよ!
面白い物がある。見てよ!!」
「なんだ・・・
もう少し、寝かせてくれよ・・」
サリナスは、眠そうに声をあげたが
「でも、もう二度と見られないよ」
レリアのせっつく声に
サリナスは、ガウンを羽織りながら、窓辺にいるレリアの横に、
立った。
窓下に男女が寄り添って、
王宮の外に通じる道を歩いて行く姿が見えた。
女は男のジャケットを羽織り、
下は白いドレスだ。
男は、大切なものを壊さないように、その肩を抱いている。
「あれは、ケイレブとユリアか?」
サリナスはレリアに聞いた。
「うん、結婚の儀式をしたんだよ。
これから、魔女の碑文に、報告にいくんだと思う」
レリアが答えた。
レースのカーテン越しに、
早朝の薄明かりが漏れている。
レリアは、むくっと、ベッドから起き上がった。
横では、サリナスがまだ眠っている。
レリアは裸の体に、ショールを
巻き付けて、窓の側に歩いて行った。
窓の外で、何を見つけたようだ。
レリアは振り向いて
「サリィ、サリィ、起きてよ!
面白い物がある。見てよ!!」
「なんだ・・・
もう少し、寝かせてくれよ・・」
サリナスは、眠そうに声をあげたが
「でも、もう二度と見られないよ」
レリアのせっつく声に
サリナスは、ガウンを羽織りながら、窓辺にいるレリアの横に、
立った。
窓下に男女が寄り添って、
王宮の外に通じる道を歩いて行く姿が見えた。
女は男のジャケットを羽織り、
下は白いドレスだ。
男は、大切なものを壊さないように、その肩を抱いている。
「あれは、ケイレブとユリアか?」
サリナスはレリアに聞いた。
「うん、結婚の儀式をしたんだよ。
これから、魔女の碑文に、報告にいくんだと思う」
レリアが答えた。