魔女のガールズトーク・わがままな純愛(おまけの小話)
「結婚の儀式・・?」

「ほら、ユリア様の寄り添い方が・・今までと違う。
ケイレブに体を預けている」

レリアが、ピョンピョン飛び跳ねるので、サリナスは、
後ろから抱きしめるようにして、止めた。

「それから山荘に行って、
イチャイチャするんだよ。
きっと」

レリアはそう言って、
<してやったり>というように、
サリナスを見上げた。

「それなら、私たちも、
イチャイチャするべきかな」
サリナスは、レリアの頭にキスをした。

「ケイレブがさぁ、結構ヘタレで、落ち込んでいるからさ、
緑の小瓶をあげたんだ」

「私が飲んだやつか・・」
サリナスは、考え深げに言った。

「でも、中身は違うよ。
普通の薬草リキュールだから」

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