魔女のガールズトーク・わがままな純愛(おまけの小話)
レリアはグフッと笑って
「サリィ、人妻に手を出したら、
だめだかんね」

サリナスは、レリアの頭をポンポン叩いた。

「わかっている。
私は、レリアのものだからな」

「それなら、よしっ!」
レリアは、うれしそうにサリナスに抱きついた。

サリナスは、レリアを抱きしめながら、もう一度、窓の外を見た。


ケイレブとユリアは、ひっそりと、朝もやに、まぎれるように
して、王宮から出て行く。

もうすぐ、太陽が昇るだろう。

木々の間で、鳥たちが朝の訪れを祝福するように、さえずりはじめた。

  おわり
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