魔女のガールズトーク・わがままな純愛(おまけの小話)
レリアが、おばちゃんのように
うなずき
「すんごくまじめだし、頭がいいし、次期領主としての責任感が
強いし。
サリィとの関係は、
建前だけだから、心配しなくても大丈夫だって!」

ケイレブはうーーーんと、うなった。
サリナスとの心配より・・
違う方が悩みの種だ。

ユリアとは・・
手をつなぐ、キスまではなんとかクリアしたが・・

その先に、まだ進んでいない。

今までチャンスがあっても、
俺が酒臭くて、風呂入ってないとか
彼女の体調がすぐれないとか・・・
タイミングがいまいち、うまくいかなかったのだ。

その後も、レリアとサリナスの結婚の件があり、
替え玉として、ユリアはその準備のために、王宮に行く事も多くなった。

すれちがいの生活・・・
それに、ユリアが、ひどく疲れている事も多い。

俺たちは、ガキの恋愛レベルではないか・・・
どうしたら、いつになったら・・
先に進めるのか・・
いろいろ考えをめぐらしていると

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