公親先生と遊ぼう! 〜未来の種 番外編〜
【REC】



「こんにちは〜!
美由紀先生です。」

「こんにちは〜!
公親先生です。」

「みんないい子にしてるかな?
今から、先生たちがなぞなぞを出すよ〜!」

「難しい問題がいっぱいだよ〜
答えられるかな?」

「じゃあ、1つ目の問題です。
イスはイスでも、辛くて美味しいイスはなーにかな~?

……あれーっ?
ちょっと難しいかな~?

じゃあ困った時の
きみちかせんせーい!」

ブッ!!

そこにいる野次馬たちが噴き出した。

「ヒントは~
インド人も大好きだよー」

と言った俺は、オレンジの布を頭から被り、額の真ん中に“縄跳びができた回数だけ貼るよシール”の赤を貼っている。

メガネも外して、ちゃんとインド人に見えるか?


「みんな?
わかったかな~?

うーん、まだ難しいかなー?

インド人さ~ん
もうちょっとヒントをお願い」

俺はエアで皿を左手に持ち、スプーンで食べる真似をする。

「かっらーっ!!」

「……さあ、もうわかったかな?
じゃ、せーのっで言ってみるよ?」

「せーのっ!」

「「カレーライス~!」」

「はい! 正解はカレーライスでした!
みんな、合ってたかな~?
……うん、うん、合ってたね~

じゃあ2問目だよ?」

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