公親先生と遊ぼう! 〜未来の種 番外編〜
動画撮影失敗⁉️
翌週、美由紀先生が担当することになって初めての撮影会が行われた。
俺も気になっていたから、撮影が終わる頃を見計らって、幼稚園に顔を出すことにした。
ひよこ組の保育室を覗く。
すると、パソコンに向き合っている美由紀先生の姿があった。
でも、ただ見ているだけ?
何をするでもなく、ボーッとしているような……
「美由紀先生?」
「……!! 」
俺の声掛けに余程驚いたのか、体をビクッと震え上がらせ、顔をこちらに向けた。
「あ……い…ぬいせんせ……」
「どうしたんだ!?」
顔色が悪い。
俺は断りも入れずに靴を脱ぎ、保育室に上がった。
「何があった!?」
「あの……」
「え!」
な、泣いてる!?
俺の聞き方がキツかったのか?
「ご、ごめんっ!
俺の聞き方がキツかったか?
その……青い顔をしてるから、なにかあったのかと…」
「ち、ちがいます……」
「じゃあどうしたんだよ、一体?」
「……」
うるませた目を見せないように、俺から目を逸らそうとする。
なんなんだよ。気になるだろうが!
俺も気になっていたから、撮影が終わる頃を見計らって、幼稚園に顔を出すことにした。
ひよこ組の保育室を覗く。
すると、パソコンに向き合っている美由紀先生の姿があった。
でも、ただ見ているだけ?
何をするでもなく、ボーッとしているような……
「美由紀先生?」
「……!! 」
俺の声掛けに余程驚いたのか、体をビクッと震え上がらせ、顔をこちらに向けた。
「あ……い…ぬいせんせ……」
「どうしたんだ!?」
顔色が悪い。
俺は断りも入れずに靴を脱ぎ、保育室に上がった。
「何があった!?」
「あの……」
「え!」
な、泣いてる!?
俺の聞き方がキツかったのか?
「ご、ごめんっ!
俺の聞き方がキツかったか?
その……青い顔をしてるから、なにかあったのかと…」
「ち、ちがいます……」
「じゃあどうしたんだよ、一体?」
「……」
うるませた目を見せないように、俺から目を逸らそうとする。
なんなんだよ。気になるだろうが!