公親先生と遊ぼう! 〜未来の種 番外編〜
「ど、どうしましょう…」

あ、ヤバい。
これはまた泣き出しそうだ。

美衣子を呼んでくるか?
この時間ならまだ優と一緒に来てくれるかも……家は目の前だしな。

いや、駄目だ。
もしそれで早く産気づいたりしたら大変なことになる。

「俺がやる」

「え」

「俺がツッコミをやる」

げっ!
俺、何言ってんだよ?
出来るのか、そんな事……
俺、物理と情報しか教えたことないんだぞ?

でも、今この場にツッコミが出来るのは俺しかいないんだ。

何とかする!
何とかなる!

「乾先生……
ツッコミじゃありません。
ヒントですよ?」

「どっちでもいい。大丈夫だ。
俺、親友とのやり取りでも、大抵はツッコミ担当だから。何とかなる! 」

俺は大袈裟にガッツポーズを作って見せた。

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