公親先生と遊ぼう! 〜未来の種 番外編〜
「あれ、そう言えば、倉田先生は図書委員会を担当していたね?」
ほぼ食べ終わった淳之介がコクコクと頷
きながらマスクを取り出した。
「図書館棟から電話がかかってたよ。
たまたま私が取ったんだ。
急ぎじゃないからまたかけるって言ってたけど…」
すると、目に見えて淳之介が慌てだした。
「すみません!
俺、先に失礼します。
図書館棟に行かないといけないんでした。」
え。
行くのか??
「倉田くん、ここは私が持っておくから行ってきなさい。」
「校長……ありがとうございます!
ご馳走様です!
公親先生、お先に失礼します!」
そう言って、淳之介は慌ただしく学校に戻っていった。
まだ肝心なことが聞けてなかったんだが……。
まあ、仕方ない。
次の機会にするか。
けど、前田先生かー。
想像もしていなかった。
淳之介は違うと言っていたが…
「公親、お前、倉田くんに誘われてランサークルに来たのか?」
「え?
……いや、美由紀先生だよ。
今、幼稚園のホームページを手伝っているんだ。担当が美由紀先生」
「なるほど…美由紀先生か。
だからこの寒い時期に参加することにしたんだな」
そう言って、ニヤニヤとする親父。
ほぼ食べ終わった淳之介がコクコクと頷
きながらマスクを取り出した。
「図書館棟から電話がかかってたよ。
たまたま私が取ったんだ。
急ぎじゃないからまたかけるって言ってたけど…」
すると、目に見えて淳之介が慌てだした。
「すみません!
俺、先に失礼します。
図書館棟に行かないといけないんでした。」
え。
行くのか??
「倉田くん、ここは私が持っておくから行ってきなさい。」
「校長……ありがとうございます!
ご馳走様です!
公親先生、お先に失礼します!」
そう言って、淳之介は慌ただしく学校に戻っていった。
まだ肝心なことが聞けてなかったんだが……。
まあ、仕方ない。
次の機会にするか。
けど、前田先生かー。
想像もしていなかった。
淳之介は違うと言っていたが…
「公親、お前、倉田くんに誘われてランサークルに来たのか?」
「え?
……いや、美由紀先生だよ。
今、幼稚園のホームページを手伝っているんだ。担当が美由紀先生」
「なるほど…美由紀先生か。
だからこの寒い時期に参加することにしたんだな」
そう言って、ニヤニヤとする親父。