公親先生と遊ぼう! 〜未来の種 番外編〜
「あの……もし宜しかったら、乾先生もいかがですか?」
「それは楽しそうだな」
「毎週、金曜日の夜6時に馬場町交差点の大阪城側に集合なんです。
10分間のストレッチの後、走り始めます。お子さんもいらっしゃるので、それぞれの速度で。解散は7時です」
「じゃあ、今日も?」
「はい! ご予定がなければ、乾先生もぜひ!」
「……参加させてもらおうかな」
正直に言うと、俺が走る時期は春秋限定。寒いのも暑いのも苦手なのだ。
それなのに、極寒のこの時期にあっさり誘いに乗ったのは……当然、この美由紀先生とお近付きになりたいから。
別に一目惚れした訳ではない。
めちゃくちゃ可愛いとは思うけど。
もちろん好感は持っている。
でも、まだまだどんな子かわからないし。
もう少し、同じ時間を過ごしてみたいと思っただけなのだ。
こうして俺は、学園のランサークルに参加することになった。
「それは楽しそうだな」
「毎週、金曜日の夜6時に馬場町交差点の大阪城側に集合なんです。
10分間のストレッチの後、走り始めます。お子さんもいらっしゃるので、それぞれの速度で。解散は7時です」
「じゃあ、今日も?」
「はい! ご予定がなければ、乾先生もぜひ!」
「……参加させてもらおうかな」
正直に言うと、俺が走る時期は春秋限定。寒いのも暑いのも苦手なのだ。
それなのに、極寒のこの時期にあっさり誘いに乗ったのは……当然、この美由紀先生とお近付きになりたいから。
別に一目惚れした訳ではない。
めちゃくちゃ可愛いとは思うけど。
もちろん好感は持っている。
でも、まだまだどんな子かわからないし。
もう少し、同じ時間を過ごしてみたいと思っただけなのだ。
こうして俺は、学園のランサークルに参加することになった。