公親先生と遊ぼう! 〜未来の種 番外編〜
「公親くん…」

「え」

な、なんだ?
うるうるの目で何を言いたいんだ?
も、もしかして、美由紀も俺の事…!?

「三本目、開けてもいい?」

「……」

酒か。
期待させやがってー!

「……いいけど、二日酔いになったりはしないのか?」

「うん! まだぜーんぜん大丈夫!
それに、二日酔いにはなったことないの。
眠たくはなっちゃうけど…」

「……」

マジか。それは強いわー。
やばい。俺の方が先に潰れるかも…
ちょっとセーブしよう。



◇◇



『まだまだ全然大丈夫!』

って言ったのはどこの誰だ?

三本目を開けてすぐ、彼女はうつらうつらと船を漕ぎ出した。

あっという間に俺の肩に寄りかかってきて、俺は今肩を貸している状態だ。

これはまずい。
不安定だから抱きしめざるを得ないし。

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