公親先生と遊ぼう! 〜未来の種 番外編〜
「そっちに行く!」

『え? いえ、大丈夫…』

「それは俺が判断する。
今から出るから。
住所を送っておいて!」

俺は直ぐにマンションを飛び出した。



おそらく何かがあった。
後ろで聞こえた男性は誰だ?
大家か?
けど、若そうな声だったぞ。

信号さえなければもっと最速で行けるのに…

送られてきた住所の近くへ行くと、パトカーが1台停まっていた。

やっぱり…
何か事件に巻き込まれたのか…

きっと彼女のせいではない事件。
でも、これまでの動画事件や、元彼との話を聞いていると、彼女はしっかりしていそうで頼りない。

何かあったのなら、俺が守ってやらないと。

アパートに近づくと、警察官? いや、
少し違った服装の男性が2人見えた。

人集りを避けよく見ると、1階の窓ガラスが割れている。

鑑識か!?

まさか…
あれが彼女の部屋?

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