すべての世界で、キミのことが好き❤~告白相手を間違えた理由
「悠真が小さい頃から私に見せたかったのって、ここ?」
“ 小さい頃から ”って言葉にじわじわと感動が湧き上がる。
今、この目に見える世界は、悠真が小さい頃から抱いていた気持ちを現実にした瞬間。
私にこの景色を見せるために、今日の日を計画してくれたんだ。
ウルっとしちゃう。
「悠真、ありがとう。ずっと、こんなに綺麗な景色、ずっと私に見せたいって思ってくれてたんだね!」
涙が出てきた。もう、悠真のことになると、泣き虫になっちゃう。
彼は頭をなでてくれた。
「ずっと大好きな結愛に、大好きなこの景色を見せたかったんだ! よろこんでくれたみたいで良かった!」
「ありがとう、悠真」
「あと、これ!」
小さなピンク色の花柄の袋を手渡された。
「開けて、いい?」
「うん」
開けると、キラキラした桜の、可愛い私好みのネックレスが入っていた。
「可愛い!」
「何あげれば良いのか分からなくて、ずっと悩んでて、父さんにあちこちお店連れて行ってもらってたんだ」
色々私のために準備してくれていたんだ。
だからコソコソしてたり、最近会えなかったりしていたのか。
「悠真、最近会えなかったから、疑っちゃった。他の人好きになっちゃったのかな? 会ってるのかな?って。寂しくなっちゃったの。ごめんね!」
「寂しい思いさせて、こっちこそごめん。俺は、ずっと結愛しかいないから!」
手を繋いで、一緒に星空を見上げた。
それから「こんなところで食べるの、どうなんだろう、大丈夫?」って言いながら、彼はケーキの箱を開けた。
イチゴの小さなショートケーキにサンタさんが乗っていた。
「可愛い! 寒いところで甘いの食べるの、美味しいと思う!」
私がそう言うと、彼はほっとしていた。
「いただきます!」
「俺も食べよ!」
本当に、本当にここで悠真と食べるイチゴのショートケーキは、いつもよりも甘くて美味しかった。
“ 小さい頃から ”って言葉にじわじわと感動が湧き上がる。
今、この目に見える世界は、悠真が小さい頃から抱いていた気持ちを現実にした瞬間。
私にこの景色を見せるために、今日の日を計画してくれたんだ。
ウルっとしちゃう。
「悠真、ありがとう。ずっと、こんなに綺麗な景色、ずっと私に見せたいって思ってくれてたんだね!」
涙が出てきた。もう、悠真のことになると、泣き虫になっちゃう。
彼は頭をなでてくれた。
「ずっと大好きな結愛に、大好きなこの景色を見せたかったんだ! よろこんでくれたみたいで良かった!」
「ありがとう、悠真」
「あと、これ!」
小さなピンク色の花柄の袋を手渡された。
「開けて、いい?」
「うん」
開けると、キラキラした桜の、可愛い私好みのネックレスが入っていた。
「可愛い!」
「何あげれば良いのか分からなくて、ずっと悩んでて、父さんにあちこちお店連れて行ってもらってたんだ」
色々私のために準備してくれていたんだ。
だからコソコソしてたり、最近会えなかったりしていたのか。
「悠真、最近会えなかったから、疑っちゃった。他の人好きになっちゃったのかな? 会ってるのかな?って。寂しくなっちゃったの。ごめんね!」
「寂しい思いさせて、こっちこそごめん。俺は、ずっと結愛しかいないから!」
手を繋いで、一緒に星空を見上げた。
それから「こんなところで食べるの、どうなんだろう、大丈夫?」って言いながら、彼はケーキの箱を開けた。
イチゴの小さなショートケーキにサンタさんが乗っていた。
「可愛い! 寒いところで甘いの食べるの、美味しいと思う!」
私がそう言うと、彼はほっとしていた。
「いただきます!」
「俺も食べよ!」
本当に、本当にここで悠真と食べるイチゴのショートケーキは、いつもよりも甘くて美味しかった。