すべての世界で、キミのことが好き❤~告白相手を間違えた理由
✩.*˚第2章 すれちがうふたり
☆結愛
私はなんで今、悠真に告白したの?
えっと、まず、私は陸くんに部活終わったら教室に来てほしいって話をしたよね?
だから、教室の中にいるのは、陸くんなはずで。
でも実際にここにいたのは、なぜか悠真。
うーん。頭が混乱する。
「なんか、告白されるのって嬉しいな」
優しい目で微笑んでいる悠真。
あぁ、これ、普段見せない顔……。
「あ、あのね、悠真、悠真じゃなくってね……」
「よろしくな!」
私の言葉をさえぎるように、彼は言う。
彼は今、期待に満ちたような顔をしていた。
誤解を解けない雰囲気。
「付き合う、か……」
彼はそう言いながら、手を差し出してきた。
「えっ? 何?」
「恋人って、毎日手を繋ぐんじゃないの?」
「そうなの? 映画とかで繋いでいない恋人もいるような、いないような」
「嫌か?」
「……いいよ」
彼の言葉に流されて、手を繋ぐことに。
結局、誤解は解けなくて。
悠真と付き合う流れになっちゃった。
手を繋いで玄関まで行くと、玄関に人が数人いた。手をこっちからパッと離した。悠真と手を繋ぐのは全然嫌ではなかったけど、なんか人目が気になっちゃって。
うん、本当に手を繋ぐのは嫌な気持ちはなかった。なんだか心がホンワカした。
えっと、まず、私は陸くんに部活終わったら教室に来てほしいって話をしたよね?
だから、教室の中にいるのは、陸くんなはずで。
でも実際にここにいたのは、なぜか悠真。
うーん。頭が混乱する。
「なんか、告白されるのって嬉しいな」
優しい目で微笑んでいる悠真。
あぁ、これ、普段見せない顔……。
「あ、あのね、悠真、悠真じゃなくってね……」
「よろしくな!」
私の言葉をさえぎるように、彼は言う。
彼は今、期待に満ちたような顔をしていた。
誤解を解けない雰囲気。
「付き合う、か……」
彼はそう言いながら、手を差し出してきた。
「えっ? 何?」
「恋人って、毎日手を繋ぐんじゃないの?」
「そうなの? 映画とかで繋いでいない恋人もいるような、いないような」
「嫌か?」
「……いいよ」
彼の言葉に流されて、手を繋ぐことに。
結局、誤解は解けなくて。
悠真と付き合う流れになっちゃった。
手を繋いで玄関まで行くと、玄関に人が数人いた。手をこっちからパッと離した。悠真と手を繋ぐのは全然嫌ではなかったけど、なんか人目が気になっちゃって。
うん、本当に手を繋ぐのは嫌な気持ちはなかった。なんだか心がホンワカした。