すべての世界で、キミのことが好き❤~告白相手を間違えた理由
陸くんといつ行くか相談して、日にちが決まってから桃音ちゃんにLINEを送った。
『八月六日から一週間、陸くんのおばあちゃんの家に泊まり行くんだけど、行く? メンバーは、陸くん、悠真、私です。お家の人に許可貰えるかな?』
『すぐ許可貰えたよ! 行く! 悠真くんも行くんだね! 楽しみ』
このメールを読んではっとした。
終業式の日、教室で悠真が私を勢いよく引っ張った時、桃音ちゃんはすごく驚いた顔でこっちを見ていた。
悠真のことが好きな桃音ちゃん。嫌な光景だったろうなぁ。あれから彼女とは部活で会ったりしていたけれど、悠真の話は一切していない。
メールで悠真の名前を出してきた桃音ちゃん。なんかこの文章だけでも彼のことが好きなんだなぁって伝わってくる。
こっそり付き合っている私たち。
いつか打ち明けないとな。
『よかった! 桃音ちゃんも行けるの嬉しい! 楽しもうね!』
楽しもうねって送ったけれど、楽しめるのかなぁ。なんか、ちょっと不安。
『八月六日から一週間、陸くんのおばあちゃんの家に泊まり行くんだけど、行く? メンバーは、陸くん、悠真、私です。お家の人に許可貰えるかな?』
『すぐ許可貰えたよ! 行く! 悠真くんも行くんだね! 楽しみ』
このメールを読んではっとした。
終業式の日、教室で悠真が私を勢いよく引っ張った時、桃音ちゃんはすごく驚いた顔でこっちを見ていた。
悠真のことが好きな桃音ちゃん。嫌な光景だったろうなぁ。あれから彼女とは部活で会ったりしていたけれど、悠真の話は一切していない。
メールで悠真の名前を出してきた桃音ちゃん。なんかこの文章だけでも彼のことが好きなんだなぁって伝わってくる。
こっそり付き合っている私たち。
いつか打ち明けないとな。
『よかった! 桃音ちゃんも行けるの嬉しい! 楽しもうね!』
楽しもうねって送ったけれど、楽しめるのかなぁ。なんか、ちょっと不安。