すべての世界で、キミのことが好き❤~告白相手を間違えた理由
海の中に入る準備をする。
「ここ、人いなくていいしょ? 隠れスポットみたいな場所。あっちはめちゃくちゃ混んでるわ」
陸くんが混んでいる方向を指さし、言った。
たしかにここには人がいない。
人ごみ苦手だから、よかった!
服をその場で脱ぎ、白い水玉ワンピースの水着になった。お姉ちゃんに借りたやつ。
みんなの服とかをひとつにまとめる。
履いていたサンダルも置いた。
「結愛ちゃん、おいで!」
すでに海の中に浮き輪が浮かんでいて、その横に陸くんがいる。
ドキドキしながら海に片足をいれる。
初めて感じる海の水。
ひんやり気持ちが良い。
もうひとつの足も。
少しずつ前に進むと、深くなってきて、膝ぐらいまで水の中に入った。
陸くんの場所に着いて、浮き輪を掴み、輪の中に入る。
怖くて浮き輪をぎゅっと掴む。
「じゃあ、進むよ!」
陸くんが浮き輪のヒモを引っ張ってくれて深いところに進んでいく。
「待って! 怖い!」
「わぁ、ごめん!」
慌てて陸くんは止まる。
怖かったけれど、だんだん慣れてきて気持ちよくなってきた。水に慣れて、気持ちに余裕が出てきた頃、悠真と桃音ちゃんがいないことに気がついた。
「ここ、人いなくていいしょ? 隠れスポットみたいな場所。あっちはめちゃくちゃ混んでるわ」
陸くんが混んでいる方向を指さし、言った。
たしかにここには人がいない。
人ごみ苦手だから、よかった!
服をその場で脱ぎ、白い水玉ワンピースの水着になった。お姉ちゃんに借りたやつ。
みんなの服とかをひとつにまとめる。
履いていたサンダルも置いた。
「結愛ちゃん、おいで!」
すでに海の中に浮き輪が浮かんでいて、その横に陸くんがいる。
ドキドキしながら海に片足をいれる。
初めて感じる海の水。
ひんやり気持ちが良い。
もうひとつの足も。
少しずつ前に進むと、深くなってきて、膝ぐらいまで水の中に入った。
陸くんの場所に着いて、浮き輪を掴み、輪の中に入る。
怖くて浮き輪をぎゅっと掴む。
「じゃあ、進むよ!」
陸くんが浮き輪のヒモを引っ張ってくれて深いところに進んでいく。
「待って! 怖い!」
「わぁ、ごめん!」
慌てて陸くんは止まる。
怖かったけれど、だんだん慣れてきて気持ちよくなってきた。水に慣れて、気持ちに余裕が出てきた頃、悠真と桃音ちゃんがいないことに気がついた。