すべての世界で、キミのことが好き❤~告白相手を間違えた理由
ふたりで海を眺める。
眺めていた海は、いつの間にか空と一緒にオレンジ色に染まっていた。
「もう一泊したいって、陸に連絡したら、陸のばあちゃんに電話で連絡入れてくれたわ。ばあちゃん、大歓迎だって!」
「良かった! おばあちゃん、本当に優しいよね。もう、本当にすみませんって感じ」
手を繋いで、水平線と並行にゆっくり歩く。
「海、オレンジ色に染まって、綺麗だね!」
ここに来てから、ひとつひとつのことに私は感動していた。
「なっ! 透明だから、何色にも染まれるんだなきっと」
「えっ? ここの海の水って、今はオレンジ色に見えるけれど、基本青じゃないの?」
「透明だよ!」
「青色だよ!」
こういう会話、珍しいな!
言い合いをしているうちに、陸のおばあちゃんの家に着いた。
陸くんのおばあちゃんは「おかえり!」って笑顔で言ってくれて、再び私たちを迎え入れてくれた。なんだか家族みたいで、嬉しい!
ちなみに、ここの海の水の色をおばあちゃんに聞いてみたら「透明だよ!」って言っていた。
悠真は青く見える理由をスマートフォンで調べだした。
太陽の光は白く見えるけれど、実は七色の光が合わさっていて、青色が海の水の中を一番進み、他の色は海の水に吸収され……あとは底の深さとか沈んでいるものの色?などによって違う色に見え……。
うーん……なんだか難しい!
でもこういう話、好き。
帰る時に海の水をすくえる場所に寄って、入れてみようって話になって、ふた付きの透明な空きビンをおばあちゃんからもらった。
眺めていた海は、いつの間にか空と一緒にオレンジ色に染まっていた。
「もう一泊したいって、陸に連絡したら、陸のばあちゃんに電話で連絡入れてくれたわ。ばあちゃん、大歓迎だって!」
「良かった! おばあちゃん、本当に優しいよね。もう、本当にすみませんって感じ」
手を繋いで、水平線と並行にゆっくり歩く。
「海、オレンジ色に染まって、綺麗だね!」
ここに来てから、ひとつひとつのことに私は感動していた。
「なっ! 透明だから、何色にも染まれるんだなきっと」
「えっ? ここの海の水って、今はオレンジ色に見えるけれど、基本青じゃないの?」
「透明だよ!」
「青色だよ!」
こういう会話、珍しいな!
言い合いをしているうちに、陸のおばあちゃんの家に着いた。
陸くんのおばあちゃんは「おかえり!」って笑顔で言ってくれて、再び私たちを迎え入れてくれた。なんだか家族みたいで、嬉しい!
ちなみに、ここの海の水の色をおばあちゃんに聞いてみたら「透明だよ!」って言っていた。
悠真は青く見える理由をスマートフォンで調べだした。
太陽の光は白く見えるけれど、実は七色の光が合わさっていて、青色が海の水の中を一番進み、他の色は海の水に吸収され……あとは底の深さとか沈んでいるものの色?などによって違う色に見え……。
うーん……なんだか難しい!
でもこういう話、好き。
帰る時に海の水をすくえる場所に寄って、入れてみようって話になって、ふた付きの透明な空きビンをおばあちゃんからもらった。