すべての世界で、キミのことが好き❤~告白相手を間違えた理由
駅に着いた。
今回は電車に乗るまで十五分ぐらい時間がある。
ベンチに並んで座った。
この駅で、電車に乗る直前、悠真に手を引っ張られたことを鮮明に思い出した。
思い出すだけでニヤニヤしちゃう。
「どうした?」
悠真が不思議そうに聞いてきた。
「いやぁ、すごかったよね」
「何が?」
「悠真がここで、私を引っ張って……」
「いやぁ、それ以上言わなくていいわ。なんか恥ずかしい。忘れて!」
忘れるはずがないよ!
あんなに必死な悠真を、忘れられるわけがない。
今回は電車に乗るまで十五分ぐらい時間がある。
ベンチに並んで座った。
この駅で、電車に乗る直前、悠真に手を引っ張られたことを鮮明に思い出した。
思い出すだけでニヤニヤしちゃう。
「どうした?」
悠真が不思議そうに聞いてきた。
「いやぁ、すごかったよね」
「何が?」
「悠真がここで、私を引っ張って……」
「いやぁ、それ以上言わなくていいわ。なんか恥ずかしい。忘れて!」
忘れるはずがないよ!
あんなに必死な悠真を、忘れられるわけがない。