すべての世界で、キミのことが好き❤~告白相手を間違えた理由
次の日。
桃音ちゃんともきちんと話がしたいと思っていたのだけど、まずは陸くん。
なんか、付き合うって話になっちゃったから、きちんと話そう!
私は陸くんにLINEを送った。
何度も文字を消して打ち直して、送る言葉を迷いながらやっと送信が押せた。
『陸くん、おばあちゃんの家、とても楽しかったです。誘ってくれて、ありがとう。明日の朝とか、直接会ってお話出来ませんか? おばあちゃんから渡して欲しいって頼まれたものもあるので』
すぐに返事が来た。
『大丈夫だよ! マロンの散歩、一緒にする?』
『ありがとう! 朝八時くらいに公園にいきます!』
付き合うって陸くんは言っていたけど、きっと悲しんでいた私のことを考えて言ってくれただけだよね、きっと。
次の日、渡してと頼まれたチーズを持ち、マロンと一緒に、約束の時間に公園へ行った。
すでに陸くんは来ていて、公園のブランコに乗っていた。
「結愛ちゃん! マロン! おはよう!」
「おはよう!」
流れで隣のブランコに乗った。
「おばあちゃんが、陸くんに渡して欲しいってこれ!」
「おっ! これ大好きなチーズだ! 嬉しいな!」
チーズの種類はよく分からないけれど、なんだかこの付近では売ってなくて、地域限定のチーズらしい。
「味見してみる?」
箱を開けると、円形になっていて、六等分に分けられ、ひとつずつ包まれていた。
口に入れると、とろける感じでほんのり甘い。味も好みの味。
「美味しい!」
それからおばあちゃんの話で盛り上がった。
桃音ちゃんともきちんと話がしたいと思っていたのだけど、まずは陸くん。
なんか、付き合うって話になっちゃったから、きちんと話そう!
私は陸くんにLINEを送った。
何度も文字を消して打ち直して、送る言葉を迷いながらやっと送信が押せた。
『陸くん、おばあちゃんの家、とても楽しかったです。誘ってくれて、ありがとう。明日の朝とか、直接会ってお話出来ませんか? おばあちゃんから渡して欲しいって頼まれたものもあるので』
すぐに返事が来た。
『大丈夫だよ! マロンの散歩、一緒にする?』
『ありがとう! 朝八時くらいに公園にいきます!』
付き合うって陸くんは言っていたけど、きっと悲しんでいた私のことを考えて言ってくれただけだよね、きっと。
次の日、渡してと頼まれたチーズを持ち、マロンと一緒に、約束の時間に公園へ行った。
すでに陸くんは来ていて、公園のブランコに乗っていた。
「結愛ちゃん! マロン! おはよう!」
「おはよう!」
流れで隣のブランコに乗った。
「おばあちゃんが、陸くんに渡して欲しいってこれ!」
「おっ! これ大好きなチーズだ! 嬉しいな!」
チーズの種類はよく分からないけれど、なんだかこの付近では売ってなくて、地域限定のチーズらしい。
「味見してみる?」
箱を開けると、円形になっていて、六等分に分けられ、ひとつずつ包まれていた。
口に入れると、とろける感じでほんのり甘い。味も好みの味。
「美味しい!」
それからおばあちゃんの話で盛り上がった。