初めて恋と知った時私の全てがあなたになる
受付を済ますと、秘書課の男性が迎えに来た。
その男性は見覚えがあった。
「鮫島さん」
「矢島課長、お久しぶりです」
私がこの会社に初めて派遣された時とてもお世話になった方だ。
元々、社長秘書は秘書課の人が担当していたのだが、うちの社長と長嶺会長が古くからの知り合いだった関係でお試しという感じで仕事を依頼してくれたのだ。
私が選ばれた理由は他の人よりもギラギラしていたからだと、後で会長から聞
いた時は驚いた。
自分の夢を叶えたいという思いが顔に出ていたんだろ。
でもこの会社で私は多くのことを学んで、今まで秘書という仕事を続けてこられたんだと思う。
気がつけば二年もここでお世話になった。
私がこの会社での契約が切れた後は、秘書派遣を頼むことはなかったそうだ。
その男性は見覚えがあった。
「鮫島さん」
「矢島課長、お久しぶりです」
私がこの会社に初めて派遣された時とてもお世話になった方だ。
元々、社長秘書は秘書課の人が担当していたのだが、うちの社長と長嶺会長が古くからの知り合いだった関係でお試しという感じで仕事を依頼してくれたのだ。
私が選ばれた理由は他の人よりもギラギラしていたからだと、後で会長から聞
いた時は驚いた。
自分の夢を叶えたいという思いが顔に出ていたんだろ。
でもこの会社で私は多くのことを学んで、今まで秘書という仕事を続けてこられたんだと思う。
気がつけば二年もここでお世話になった。
私がこの会社での契約が切れた後は、秘書派遣を頼むことはなかったそうだ。