20年を得て
そうそう話は変わるけどね。私には兄弟がいるんだけど、
①姉、②姉、①兄、③姉、なんだよね。
みんな柔道してたんだよ。
みんな強いんだ。すごいんだよ。①姉と①兄の柔道しているところは見たことないんだけどさ、両親曰く強かったらしい。まぁ強いから①兄は相撲界に行ったんだろうけど、
②姉の背負い投げにあこがれて私は中学に入って柔道を始めたんだ。
1年生のころは順調に学校にも行けてた。友達もできたし、大会にもださせてもらえた。でも、その中学校は柔道部がなかったからさ、道場に入ったんだよね。
ところであなたは何の部活してたの?
1年の夏だったかな、道場の館長の息子がね遠くから帰ってきたんだって
これから私たちの先生になってくれるって
ひょろっこくて身長も小さくて、てか私と同じくらいの身長なんだ。
でも力は強いし、柔道も強いかった。
でも多分その先生は私のこと嫌いだったと思うんだ。
なんでって?挑戦と努力をしないから。
怖い怖いでできなかったんだよね。馬とびとかさ、体力も無かったしなぁ。
でも必死に自分なりに食らいついたつもりなんだよ。
でもね、らんどりが始まると5本休憩なしでその先生とやるんだけど、
先生ね、私を投げて私が立とうとしてもね、
胴着を話さなかったんだ。胴着を持ったまま立たされて、引きずられて、壁に追い込まれて、
また倒されて、そして、胴着を持たれたまま立たされるを繰り返すんだ。
今思うと荒療治みたいなものなのかな。これが当たり前なのかな?わかんないけど(笑)
部活ってこんなもんなのかね?あなたも部活で先生に怒られたりしたことあるでしょう?それとおんなじなのかな?