あかし万屋㍿出逢い屋へようこそ
確かに見つめられて戸惑っていたけど…
それは、今の状況が分からないし、人とどう接していいか分からないから

『そうだね、ごめん。幸樹の言う通りだな、
席外すから遠慮なく食べて、奏ちゃん』
ビクッ!!

一瞬で身体が強ばるのが分かった……
『!?マスター!!』
身体が強ばり、震えが止まらない。
幸樹っ呼ばれた男の子が、マスターの手を私の頭から離して声を上げた。

『あっ……そうかまだ……ごめん。幸樹頼む』
『大丈夫だから、もう誰も奏ちゃんを傷付けたりしないからゆっくり呼吸して。』
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