甘いお菓子のように
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<table class="kanren_sticky_table"><tbody><tr><td><ul><li><a href="【記事URL】"><img src="【画像】" alt="【作品名】"><span class="movie_ttl">【作品名】</span></a></li></ul></td></tr>

</table>

</dd></dl>

「これを<h3>『新・ハゲトルマン』の関連動画</h3>の下にコピペして、リライトしてほしいです。記事URLは管理表から、画像はすでに共有フォルダに保存してあるのでそこから検索してみてください。分からないことがあったら聞いてくださいね」

紅子さんは簡潔に言うことだけ言うと、じぶんの仕事に戻った。

わたしは、指示をされた通りに作業を開始した。

「紅子さん、画像が保存されている共有フォルダってどこですか?」

「先ほど見せたドキュメントの中に書いてないですか?」

「書いてありました。ありがとうございます」

手を動かしていても頭の中は高山くんのことでいっぱいだった。

彼の言ったセリフ一つ一つが彼の身勝手さを表していて、嫌気がさした。

だけど、そんな彼にまだ淡い期待をしている自分がもっと嫌だった。

好きだから抱かれたのに彼はわたしのことを好きじゃないのに抱いたのか。

そんなことを考えてるとふとあることを思い出した。

「紅子さん」

「え?」

彼女が「何?」と言う感じでわたしの方を振り向いたので「紅子さん、先週の土曜日、〇〇駅の近くにいました?」と尋ねた。
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