君は見ていない
青空の下
「月影」という歌がある。

『月影の 到らぬ里は 無けれども 眺むる人の 心にぞ住む』


仏教・浄土宗の開祖、法然上人が詠んだ歌に音程をつけた曲である。



月は、勿論、目視でも確認出来る。


しかし、そんな月はただあるだけの月。


本当に大切なのは、常に自分を

「もう一人の自分=心に住む月」に開いているべきだ


…という内容の歌だ。

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